満洲はシナではない

満洲はシナではない

現代京劇「紅燈記」

当時満州人の生活を描いた絵
偶然ほかのブログでこのような趣旨の発言を見つけた。「シナ人は朝鮮人より良い、残留孤児を我が子として大事に愛育した方々がいます」。その発言を目にした瞬間、日本人のシナ歴史、領土認識の不足を改めて痛感した。以前の文章にも書いたが、満洲はチベット、ウイグルと同じ、シナ人に横取りされた土地、シナの植民地である。確かに現在満洲の住民は大半が漢民族である、しかし、これらの漢民族の大半は19世紀後半から20世紀中期、次々、シナの山東、河北各省から移民してきた漢人、現在満州国の漢民族はその移民達の子孫である。満州国は建国の初期、土地が広く人口が少なく、満州国政府は「五族協和」「王道楽土」の政策を掲げ、飢饉と戦乱に満ちていたシナ大陸から年間100万人単位の移民があったという。しかも、その移民の大半が満洲国で土地を獲得し、就職することもできた。
かつての満洲国の国民の生活は豊かで、先進教育、交通発達、治安良好、まさに本当の「王道楽土」であった。シナ人民主活動家、2010年のノーベル平和賞受賞者劉暁波も満洲国の漢族移民の後代、かつて米国に亡命したシナ人民主活動家で元人民日報の記者劉冰雁も自分の書いた文章で旧満州国を肯定する内容がある。
シナの文化大革命での様板劇(模範劇)「紅燈記」は、シナ共産党の中央宣伝部が作った反日プロパガンダ劇、その内容は満鉄で働いているシナ共産党秘密党員李玉和一家は「日本鬼子」と戦う革命闘争の物語である。しかし、その中には、当時満州国の実際の生活水準も明らかにした。満鉄の低層労働者である李玉和氏の給料は、母親、娘、自分、を養うだけではなく、二人の友人の家族も養い、しかも衣食を満足できる生活。さらに、劇中の悪役「日本鬼子」鳩山は以前満鉄の従業員病院の医者として李玉和を診病したことがある。今のシナでも、普通の人でこんなレベルの生活はなかなか想像できないだろう。
「紅燈記」を含むシナの文化大革命での八つの模範劇は、最高リーダーである毛沢東夫人江青が、自ら監修した現代京劇、劇本、内容、役者、背景等全て厳格な政治審査を通していた。もし「日本鬼子」、「偽満州国政府」の統治を賛美する内容があったら、制作人員全体が「日本侵略美化」の罪で命を落としてしまうだろう。当時、誰がそんな大胆な事ができただろうか?だから、答えはただ一つ、それが日本統治下の満州国国民の真実の生活。そして年間100万人のシナ人移民が満州国へ移住した真実の背景。シナ漢民族の移民を含む、満州国の大多数の国民は、心から満州国政府、関東軍の統治を支持していた。実際、シナ共産党の抗日遊撃隊リーダー湖南省の杨靖宇、四川省の赵一曼は満州の漢族移民でなく、そして、彼らが満州国で行った抗日活動は多数の満州国国民の支持を得ることができなかった。
満州は日本敗戦以前、一度もシナ漢民族に支配されたことがなかった。独自の言語、文字、文化を持ち、千年以上の歴史がある民族。かつて、二度シナ漢民族の土地へ侵攻、一度東アジア大陸に広大な大清帝国を創立した。現在シナの所謂国服チャイナドレスは実は満族の伝統民族衣装。過去に漢民族に支配された経験がない満州人は、千年以上シナ漢民族の奴隷となった朝鮮民族と本質的に違う。満州国時代に経歴した多くの満州国の漢族移民(彼らも満州人と言うこともできる)も心から日本人に感謝する気持ちをもっている人が多かった。だから、彼達は戦後、日本人孤児を養育した。日本孤児を養ったのはシナ人ではなく、満州文化で育った満州人ある。
中華人民共和国こそ満州を侵略した国である。シナ共産党は満州国内の莫大な資源を略奪し、満州人の言語、文化、民族意識を消滅させた。なぜシナの北京、上海、広州などの都市は経済発展ができたのか、これらの漢民族の都市の為に、満州、ウイグル等の殖民地から奪った石油、鉱石などの自然資源を投入した結果である。しかし、資源を失い、綺麗で豊かな旧満州地域は貧困地域に転じた。
今、わずかな満州人は満族復興、満州国独立の夢を実現するために、海外で頑張っている。満州国臨時政府、大満州国フォーラムは、満州建国の夢を持つ満州人若者が創立したサイトである。私は実際にネットを通して、彼達の中の一部の人と接触したことがある。日本以外の国に住んでいても、全員親日家である。日本人の愛国者は彼達の活動にもっと関心を持っても良いと思う。
私は漢民族の南方人だが、東アジア大陸で生活している諸民族の自由、独立、幸福を心から望んでいる。先ず現在のシナ共産党帝国を解体し、大中華思想を消滅させないと、諸民族の建国の夢は実現できないだろう。東アジア大陸の恒久平和を実現するため、日本人愛国者も親日民族である満州、そしてモンゴル、ウイグル、チベット等の民族の独立を応援して下さい。
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